簡単解説 ロープアクセス技術

目次

■豆知識★ロープアクセス技術

■豆知識★SORATとは

■豆知識★安全技術の話

■豆知識★「ロープは切れないのですか?」

■豆知識★改正安衛則(ロープ高所作業)の話

■豆知識★ライフライン問答

■『ライフラインの概念』と『2点確保の概念』

■『ライフラインの概念』と『2点確保の概念』の違い

■『ライフライン』の利点、『2点確保』の利点

■豆知識★『ライフライン』の弱点、『2点確保』の弱点

■豆知識★『2点確保』が実現させる・・・”夢の3次元移動“

■豆知識★・・・V-rig・・・ もうひとつの『2点確保』・・ブイリグ・・

■豆知識★ライフラインを超える技術

■豆知識★日本で2点確保が生まれた背景

■豆知識★ロープアクセス技術の用語解説

■きぃすとんの悩み

■きぃすとんの困惑

■豆知識★ロープアクセス技術

そもそも、ロープアクセス技術とは

・文字通り、ロープを使っ(高所・難所にアクセスする技術で、木登り、窓拭き、ロッククライミング、のり面工事な

 ど、種多様にわたります。

・これらのうち、橋梁点検などの調査・点検に活用できる技術がロープアクセス技【SORATで、きぃすとんが開発し、

 ロープクセス技術協(略称SORATが普及に努めています。

・ロープアクセス技【SORATのルーツは、欧米で発展した洞窟探検技(通称SRTで、洞窟探検家の関(せきおさ

 む中心としたきぃすとんスタッフ達が、日本における調査・点検業務に適用すべく開発し、改良発展させたものです。

・ロープアクセス技【SORATでは、ロープユーザ(ロープ作業者が1本もしくは複数のロープを使って、上下左右

 前後へと自由自在に移動して、どんな高所・難所に【安全【迅速【確実にアクセスし、近接目視により点検をおこ

 ないます。

・「講習を受けたら、仕事に就けるのですよね」と、よく訊かれます。 あえて申し上げると、そういう薄っぺらな技術では

 ないです。 技術の背景にある理論や考え方をも理解し、十分な実地訓練を経てようやく一人前の腕前が身につくもので

 す。 普及がなかなかすすまない理由でもあります。

・残念ながら、技術が未熟なままで橋梁点検業務をおこない、安全意識が希薄で重大事故を繰り返す業者や、近接目視を中途

 半端に済ます業者が少なくないのが、現状です。

■豆知識★SORATとは

サンプルロープアクセス技【SORAT】 SORATは、ロープアクセス技術協(Society of Rope Access Techniquesの略で、そらっと・・・と読みます。 漢字なら空人、沖縄流に・・そらんちゅう・・と読むのも素敵ですね。

 

ロープアクセス技【SORATとは、(株)きぃすとんが考案し、発展中のロープ技術の総称で、上下左右前後に3次元的に自由自在に、安全・迅速・確実に移動し、どんな高所・難所にもたやすくアクセスできる世界最新・最先端の技術です。

 

類似技術としては海外では欧州【IRATA、米州【SPRAT、国内ではいわゆ【安全帯・命綱技術【ビルクリーニング用技術などがありますが、いずれも上下移動が主体です。

 

上下移動と3次元移動。 この違いが生まれたのは、用途の違いです。 

① <上下移動> 建設現場等で、“作業員”が、施工のために、簡単に修得できる手軽な技術としての、上下移動限定のロープ

  技術。

② <3次元移動> 一方、同じく建設現場等でありながら、“技術者”が、調査・点検・検査のために、高度なロープ技術の修

  得が必要ながら、どんな高所・難所にも、安全・迅速・確実にアクセス出来るロープ技術。

 

じゃぁ、欧米では調査・点検・検査はどうやってるの? 欧米では“技術者”は、ロープ作業はしないそうで、作業員が撮影した画像や動画をオフィスで分析しているとか。 面白いですね。

■豆知識★安全技術の話

「スタッフの皆さんは、クライマーさんですか?と、現場でよく訊かれます。 「普通の人たちですよと答えると、ビックリされたり、怪訝な顔をされたりで、ちょっとおもしろいで(おもしろがってすみません

「自分は高所恐怖症なので、無理ですと発注者様や元請け担当者様。 「高所恐怖症の方は安全意識が高いので、むしろ大丈夫ですよ! やってみませんか?・・と、わざとお誘いして、いやがられたりしてゴメンナサイ。 普通の体力、普通の運動神経で大丈夫、女性スタッフ達も活躍しています・・・・。

さて、本題です。

今回は安全技術の話。 きぃすとんのロープアクセス技【SORATは、安全確保を大前提にした技術と(うたっており、具体的には次の“安全確保3原則”が基本となります。

◆安全確保3原則 その1 『2点確保の大原則』

・常に最低2点で確保する。 万が一、片方の支点での確保が失われても、もう一方の支点での確保が残っているので

 墜落しない・・・との大原則です。

・移動のため支点を掛け替える場合は、移動方向に新たな支点を設置し、一時的に3点で確保した上で、元の1点を解

 除し、2点確保に戻し、移動します。

・この『2点確保の大前提』は、改正安衛(ロープ高所作業で義務づけられたライフラインの概念を “超える” 

 安全確保原理としての位置づけも出来ます。

◆安全確保3原則 その2 『作動チェック』

・ロープをセットした登高器・下降器が、正常に作動することを、ロープをセットするたびにチェックして、確認す

 る。

◆安全確保3原則 その3 『仮荷重テスト』

・下降開始時やリビレイ時など、支点を構築する際、・・・予め安全を確保した上で・・・、試しに支点に全体重を

 掛けてみて、全体重を掛けても大丈夫かどうかをテストして、確認する。

以上の“安全確保の3原則”が  “いかなる場合でも絶対に”  確実に出来るようになれば、安全確保は万全!!・・と言っても過言ではないです。

◆◇◆安全実績30年 おかげさまで、創業以来無事故のきぃすとんです◆◇◆

■豆知識★「ロープは切れないのですか?」

「ロープは、切れないのですか?」と、よく、心配されます。 「大丈夫ですよ. うちのやり方だと切れることはないですから」と、お答えしている。 ロープが切れる可能性は、主に次の3つが単独、もしくは合わさって、ロープが切れる可能性があります。

その1   ロープにかかる荷重が大きすぎて、切れる。

その2   ロープが傷んでいて、切れる。

その3   ロープが鋭利な角でこすれたりして、切れる。

これらの可能性に対して、ロープアクセス技術【SORAT】では、以下の対策を万全に講じています。

その1   ロープにかかる荷重が大きすぎて、切れる。

対策1   使用するロープの強度は十分で、親綱と同程度で、2トン程度の重さにまで耐えられます。

その2   ロープが傷んでいて、切れる。

対策2   ロープチェックを日々、使用前、使用後ごとにこまめに実施し、傷みがあれば、廃棄しています。

その3   ロープが鋭利な角でこすれたりして、切れる。

対策3   ロープが鋭利な角等に触れないように、リビレイやディビエーションなどのロープ技術でロープの通過位置を

      制御したり、ロープガードなどでロープを保護したりします。

このように、ロープアクセス技術【SORAT】では、上記の万全の対策で、ロープの切れる可能性をゼロにしています。

■豆知識★改正安衛則(ロープ高所作業)の話

改正された安全衛生規則(平成28年施行)により、『ロープ高所作業』が定義され、『ライフラインの設置』等が義務づけられました。

これらのうち、きぃすとんとしてとくに着目したのは『経過措置』の項目です。

経過措置1 調査・点検・検査等に限っては、“しかるべき措置を講じる場合に限り”必ずしも、『ライフラインの設置』の必要

       はない。

経過措置2 上記の”しかるべき措置” として、①2点確保 ②ディビエーションおよび、リビレイの活用・・・が明示。

つまり調査・点検現場では、2点確保や、ディビエーション、リビレイなどの安全対策を講じるならば、必ずしもライフラインの設置は必要ないとの例外規定です。

まるで、きぃすとんのロープアクセス技術【SORAT】を念頭に置いたかの例外規定に、ビックリしました。

「ロープアクセス技術【SORAT】・・・は、ライフラインを使わなくても、(ロープが切れて墜落することがない)安全な技術であることはよくわかっていますよ。」 「だから、ライフラインを使う必要はないですよ」・・・との安衛則改正担当者の意図でしょうか?

「これからは、これまで以上にロープアクセス技術を活用した調査・点検業務に励みなさいよ」・・・・との、強い後押しを頂いたと勝手に解釈しています。

『経過措置』との位置づけながら、ロープアクセス技術【SORAT】が、ライフラインを使わなくとも安全な技術である、いや、むしろ・・・2点確保を大原則とした・・・ライフラインを超える安全確保技術であることすら見抜いたかの見識には感服いたします。

■豆知識★ライフライン問答

■なぜライフラインを使わないのですか?

「改正安衛(H28施行ロープ高所作業におい『ライフラインの設置が義務づけられましたネ 「きぃすとんではなぜライフラインを使わないでメインロープ1本でロープアクセス作業をしているのですか?」

理由は二つです

◆一番目の理由は作業の特性・制約上ライフラインの設置が困難なケースが多いことです ライフラインの設置が不可能

 もしくは困難さらに無理して設置しても無意味なケースがきぃすとんが得意とする調査・点検・検査の現場では少なくない

 のです

◆二番目の理由は“経過措置”として改正安衛則においてライフラインを設置しなくてもよいケースがあると認められていると

 いうことです

 “経過措置”では調査点検検査等の作業に限って以下の条件①と条件②の措置を講じることを前提にライフラインは設

 置しなくてもいいとされています

条件① メインロープを異なる2つ以上の強固な支持物に緊結すること

条件② メインロープが切断するおそれのある箇所との接触を避けるための措置等を講じるこ(ディビエーションリビ

    レイ

上記の2つの理由できぃすとんでは調査点検検査等の業務が多く改正安衛則の規定に基づきしかるべき措置を講じることでライフラインを必ずしも設置しないことが多いです

「でもそしたらメインロープが切れたらおしまいですね!!」 

はいたしかに でもご安心下さい ロープアクセス技【SORATでは万全の対策でロープの切れる可能性をゼロにしております 実際安全実績30年 創業以来無事故です

『ライフラインの概念『2点確保の概念

・『ライフラインの概念』とは、1本のメインロープに加えて、念のためにもう1本のロープを設置して、万一の、墜落を防ぐ

 という考え方のロープ安全システムのことで、改正安衛則(ロープ高所作業)で規定されています。

・『2点確保の概念』とは、常に2箇所以上の支点を設置することで、万一、片方の支点での確保が失われた場合に墜落を防

 ぐ・・・という考え方のロープ安全システムのことで、きぃすとんのロープアクセス技術【SORAT】における安全確保のた

 めの大原則です。

『ライフラインの概念『2点確保の概念の違い

・『2点確保の概念』の一種が『ライフラインの概念』といえます。

・相違点は、次の通りです。

①『ライフラインの概念』が“ロープ”に重きをおいているのに対して、『2点確保の概念』では、ロープ等を緊結してい

 る“支点”に重きをおいている点。

②『ライフラインの概念』では、ロープ作業員(ロープユーザー)の荷重がかかるのはメインロープのみで、ライフライン

 には通常、荷重はかからない一方、

③『2点確保の概念』では、ロープ作業員(ロープユーザー)の荷重は、2箇所の支点(および、それらに緊結しているロ

 ープ等)の一方だけでなく、双方にかかることがある点。

④『2点確保の概念』では、この相違によって、『ライフラインの概念』・・・つまり荷重をかけることが出来るのは1本

 のロープだけ・・・に縛られることなく、『2点確保の概念』にしたがって、・・・荷重をかけることが出来るロープ等

 が2本以上に増えることになります。 と、いうことは・・・

・これによって、移動の自由が生まれ、『ライフラインの概念』では上下方向にほぼ限定されていた移動が、『2点確保の概

 念』では、その制約を受けることなく、3次元的に上下左右前後への自由自在な移動が実現することになります。

『ライフラインの利点『2点確保の利点

『ライフラインの利点は、ロープ技術の修得が比較的に容易で、建設現場での作業員の技術として優れていることですが、

 移動方向は上下にほぼ限定されます。

・一方『2点確保の利点は、ロープ技術の修得に、・・・優れた指導者の下での充分な実務経験・・・が必要ではあるが、

 移動方向が上下だけでなく前後左右へと自由自在、迅速であることで、調査・点検・検査技術者のためのロープ技術として、

 優れています。

『2点確保の代表例 Vリグ

■豆知識★ライフラインを超える技術

・世界的に主流のライフラインですが【SORATではライフラインの考え方を一歩前進させ、2点とも積極的に使うこと

 で、3次元的移動を実現しています。

・これが『2点確保『ライフラインを超える技術であるとする所(ゆえんです。

・集合的に図示すると下のトマトの図となり『2点確保『ライフラインを包み込む技術ともいえることがわかります。

・別の言い方をすれば、上下移動な『ライフラインでもOKで、3次元的な移動となる『2点確保が必須といえます。

■豆知識★日本で2点確保が生まれた背景

・主に建設業界において、調査・点検・検査のニーズが近年において高まり、それに応えるかたちで、調査・点検・検査を専門

 とする技術(きぃすとんによって、3次元的に迅速かつ自由自在に移動するロープ技術が独自開発された・・・という背景

 があります。

・ちなみにロープアクセス技術先進国である欧米では、ロープアクセス技術は建設現場で建設作業(テクニシャンが利用す

 る、上下移動ほぼ限定の、修得容易な技術として広く活用されているようです。

・おもしろいことに欧米では、技術(エンジニアが現場でロープ作業をすることは、通常ないそうで、身分とか階級とかの棲

 み分けが今も根強いからだそうですが、われわれ日本人にはよくわからない世界です。

・では欧米では調査・点検・検査はどうやっているのでしょうか? 以前、オーストラリアのロープアクセス会社の経営者の方

 に直接尋ねたことがあ「テクニシャンが撮影した画像やビデオを、エンジニアがオフィスで分析するとのことでした。

・また、欧州のロープアクセス組織IRATAではライフラインを絶対的なものとする一方で、ロープを使わないトラバース技術を

 取り入れたりもしているようです・・・・。

■豆知識★『ライフライン』の弱点、『2点確保』の弱点

『ライフラインの弱点は、誰でも短時間に修得できるロープ技術である反面、支点の設置や、ロープおよび昇降器具の扱いが

 万全でないこともあり、トラブルが発生しがちな点です。

・そのために設置するライフラインですが、メインロープですら万全でないので、ライフラインも万全とは言い切れないです。

『2点確保の弱点は、ロープ1本にぶら下がっているのが、はた目に、危なそうに見える点で「ロープが切れたら終わりです

 ねと、よく言われます。

・たしかに、ロープが切れる可能性はゼロではなく、①ロープに2トン以上の荷重がかかる。 ②ロープが傷んでいて切れる。 

 ③ロープが鋭利な角でこすれたりして切れる。・・・の可能性があります。

・ロープアクセス技【SORATでは、①はともかく、②については、こまめなロープチェック、③については、リビレイ、ディ

 ビエーション、ロープガードなどの万全の対策で、ロープの切れる可能性をゼロにしています。

・さらに、支点の設置や、ロープおよび昇降器具の扱いが万全になるまで、教育・訓練を繰り返し、さらに優れた指導者の下で

 の長期間の実務経験を義務づけています。

・もちろん、組織的な、安全教育・管理体制も徹底させています。

・これによりロープアクセス技【SORATを運用するきぃすとんでは、30年間の安全実績を実現させてきています。

■豆知識★『2点確保』が実現させる・・・”夢の3次元移動“

・まるで、スパイダーマンのように、高所・難所を華麗に移動する。 3次元ロープアクセス技【3-D SORAT

・その主役はリビレイ。 リビレイにより、移動方向に荷重を掛け替えることで、安全を確保しつつ、上下前後左右、自由自在

 に、すばやく、安全に、確実に移動する技術です。

■豆知識★・・・V-rig・・・ もうひとつの『2点確保』・・ブイリグ・・

・垂らした2本のロープを2セットの昇降器具で巧みに操り、壁面を上下左右自在に2次元移動。

・ロープをV字型に組み合わせるので、V-rig。

・ロープアクセス技【SORAT開発当初に考案、大活躍の2次元ロープ技術です。

■豆知識★ロープアクセス技術の用語解説

メインロープ   ロープ作業者の体重(荷重)を支えるロープで、昇降器具をロープに装着することで、ロープ作業者が下降・          登高できる。          昇降器具は墜落阻止器具の機能も有し、レバーを手で操作することで下降・登高でき、レバーから手を離せ          ば、自動的に墜落阻止機能が作動する。          メインロープは装着する昇降器具が墜落阻止機能も有していることから、ライフラインとして位置づけること          もできる。 ライフライン   ロープ作業者の万が一の墜落に備えるロープで、墜落阻止器具が装着されている。          通常はロープに荷重はかかっておらず、メインロープでの確保が何らかの要因で失われた瞬間に、墜落阻止器          具が車のシートベルトのように作動し、墜落を阻止する。          当然、メインロープとは異なる別の支点(堅固な支持物)に緊結する等の安全確保のための措置を徹底するこ          とも前提となる。          ライフラインは、メインロープとしての機能はなく、墜落時以外は荷重を支えることは出来ない。          なおライフラインは、改正安衛則(H28、ロープ高所作業)で、定義づけされた呼び方で、世界的にはサブ          ロープ、セカンドライン等の色々な呼び方がされているようである。 支点       ロープの一端(厳密には、ロープ上の任意な一点)を直接に(もしくは間接的に)緊結する堅固な支持物のこ          と。 また、堅固な支持物にロープを緊結することを・・・支点をとる・・・ともいう。 さらには、異なる          2つの堅固な支持物にロープが緊結された状態を・・・2点(の支点)で確保している・・・と、表現する。           2点で確保している状態のことを、とくに『2点確保』と呼び、技術申請者であるきぃすとんでの、ロープア          クセス技術運用上の『安全確保の大原則』である。 2点確保     ロープ作業者を常に2点以上の支点で“確保する”、つまり・・・体重(を含む荷重)を支える・・・ことを          『2点確保』と称し、技術申請者きぃすとんでは、『2点確保の大原則』として、安全確保での大原則と位置          づけている。 2点確保において、移動時には、進行方向に新たな支点を確保し、一時的に3点確保にした上で、後方の1点を          解除し2点確保に戻すことで移動する。 2点確保での安全確保の原理は、改正安衛則でのライフラインと同じで、万一、片方のロープでの確保が失わ          れた場合でも、残りのロープがあるので墜落しないとの原理です。 つまり『2点確保』は『ライフライン』と原理的には同じですが、荷重を支える機能が限定的なライフライン          と違い、2点とも荷重を支える機能が常にあるのが利点です。

■きぃすとんの悩み

悩み、その1 ◆◆◆いい仕事をすれば、いただけるお金が減る◆◆◆

●いい仕事をするための最大の要件は・・・『現場を手早く終わらせる』こと・・・・と、きぃすとんでは会社も社員のスタ

 ッフ達も信じています(もちろん安全は大前提だし、仕事のレベルは十分に満たした上での話です)。

●ところが、現場を手早く終わらせると、困ったことが起きることがあります

①会社として受注金額が減額になることがある。

②歩合制なので、スタッフとして、報酬が減ることがある。

●それでも、・・・『現場を手早く終わらせる』こと・・・を優先するのが、きぃすとんの本能であり、永遠の◆悩み◆でも

 あります。

●この悩み・・・たとえて言えば、自分よりも腕が劣る同期。 つい残業がちになるので、給料が自分よりも多い(くっそぉ

 ー!!)な感じ。 おんなじですね。

●たとえ受注金額が減額になっても、スタッフの報酬が減っても、きぃすとんと、きぃすとんスタッフは、・・・『現場を手

 早く終わらせる』・・・ことに全力を尽くします。

●ちなみに、・・・『現場を手早く終わらせる』・・・ための、きぃすとんの長年のノウハウいろいろ、何かの機会に皆さま

 にお伝えしたいです。

悩み、その2 ◆◆◆いい仕事をしても、違いがわかってもらいにくい◆◆◆

●『きぃすとんは、別格』と業界でウワサされるほど、きぃすとんのロープ技術は格段に優れていると自負しております。

●一方 きぃすとん以外の業者でのロープ技術は、未熟なものが多いようです。

①きぃすとんから基礎を学んだだけのロープ技術。

②見よう見まねの独学的なロープ技術。

③海外のロープ技術(主に上下移動限定の、旧式な技術)。

●両者のロープ技術の腕の違いが、発注者様や元請け様の担当者さまにとって、一見同じように見えてわかりにくい。

●その結果、いい仕事をしても違いがわかってもらえ難いのが◆悩み◆。

●余談ですが、あえてたとえれば・・・・大相撲とわんぱく相撲。 ルール(基本技術)は同じなのですが・・・。

■きぃすとんの困惑

風評被害 その1 ロープアクセスでも、近接目視に限界!?

●とんでもないです。 プンプン!!

●きぃすとんのロープアクセス技術なら、どんな高所・難所にも、いともたやすく、安全・迅速・確実にアクセスして、近接

 目視できます。

●たしかに、技術が未熟なロープアクセス業者は、高所・難所へのアクセスがままならず、近接目視できない、もしくは、

 わざとしないことも多いようで、次の2ケースが代表的です。

ケース① 近接目視したくても技術が全く未熟で、近接目視できない。 もしくは、

ケース② 近接目視できないことはないが、技術が未熟で、手間ヒマや時間が大幅にかかるので、わざと省略・・・の

     確信犯。

●きぃすとんなら、どんな高所・難所にも、安全・迅速・確実にアクセスして、近接目視。 安心して、おまかせ下さい。

風評被害 その2 きぃすとんは、お高い!?

●とんでもないです。 プンプン!! なにかの陰謀です!!

●きぃすとんでは、ご予算に沿わせた最高の仕事をさせて頂いて、お客様に常に大満足頂いております。

●・・・・ご予算が安いから・・・との理由でお断りすることはないです。

●ご予算が厳しい場合こそ腕の見せどころ、知恵の絞りどころです。

風評被害 その3 ロープアクセスは、危ない!?

●とんでもないです。 プンプン!!

●たしかに、危ないイメージですし、実際、希薄な安全意識で、重大事故を繰り返している業者(T社)もいます。

●きぃすとんは、安全実績30年。 おかげさまで、創業以来、無事故です。

●きぃすとん★安全3原則・・・・①徹底した安全教育、そして②安全管理体制、さらに③安全確保を大前提としたロープ

 技術。

簡単解説 ロープアクセス技術

目次
■豆知識★ロープアクセス技術
豆知識★安全技術の話
豆知識★「ロープは切れないのですか?」
豆知識★改正安衛則(ロープ高所作業)の話
豆知識★ライフライン問答
■『ライフラインの概念』と『2点確保の概念』
■『ライフラインの概念』と『2点確保の概念』の違い ■『ライフライン』の利点、『2点確保』の利点 ■豆知識★『ライフライン』の弱点、『2点確保』の弱点 ■豆知識★『2点確保』が実現させる・・・”夢の3次元移動“ ■豆知識★・・・V-rig・・・ もうひとつの『2点確保』・・ブイリグ・・
豆知識★ライフラインを超える技術
豆知識★日本で2点確保が生まれた背景
■きぃすとんの悩み ■きぃすとんの困惑

■豆知識★ロープアクセス技術

そもそも、ロープアクセス技術とは

・文字通り、ロープを使っ(高所・難所にアクセスする技術で、木登り、窓拭き、ロッククライミング、のり面工事など、種多様にわたります。

・これらのうち、橋梁点検などの調査・点検に活用できる技術がロープアクセス技【SORATで、きぃすとんが開発し、ープクセス技術協(略称SORATが普及に努めています。

・ロープアクセス技【SORATのルーツは、欧米で発展した洞窟探検技(通称SRTで、洞窟探検家の関(せきおさ中心としたきぃすとんスタッフ達が、日本における調査・点検業務に適用すべく開発し、改良発展させたものです。

・ロープアクセス技【SORATでは、ロープユーザ(ロープ作業者が1本もしくは複数のロープを使って、上下左右後へと自由自在に移動して、どんな高所・難所に【安全【迅速【確実にアクセスし、近接目視により点検をおこいます。

・「講習を受けたら、仕事に就けるのですよね」と、よく訊かれます。 あえて申し上げると、そういう薄っぺらな技術ではないです。 技術の背景にある理論や考え方をも理解し、十分な実地訓練を経てようやく一人前の腕前が身につくものです。 普及がなかなかすすまない理由でもあります。

・残念ながら、技術が未熟なままで橋梁点検業務をおこない、安全意識が希薄で重大事故を繰り返す業者や、近接目視を中途半端に済ます業者が少なくないのが、現状です。

■豆知識★安全技術の話

「スタッフの皆さんは、クライマーさんですか?と、現場でよく訊かれます。 「普通の人たちですよと答えると、ビックリされたり、怪訝な顔をされたりで、ちょっとおもしろいで(おもしろがってすみません

「自分は高所恐怖症なので、無理ですと発注者様や元請け担当者様。 「高所恐怖症の方は安全意識が高いので、むしろ大丈夫ですよ! やってみませんか?・・と、わざとお誘いして、いやがられたりしてゴメンナサイ。 普通の体力、普通の運動神経で大丈夫、女性スタッフ達も活躍しています・・・・。

さて、本題です。

今回は安全技術の話。 きぃすとんのロープアクセス技【SORATは、安全確保を大前提にした技術と(うたっており、具体的には次の“安全確保3原則”が基本となります。

◆安全確保3原則 その1 『2点確保の大原則』

・常に最低2点で確保する。 万が一、片方の支点での確保が失われても、もう一方の支点での確保が残っているので墜落しない・・・との大原則です。

・移動のため支点を掛け替える場合は、移動方向に新たな支点を設置し、一時的に3点で確保した上で、元の1点を解除し、2点確保に戻し、移動します。

・この『2点確保の大前提』は、改正安衛(ロープ高所作業で義務づけられたライフラインの概念を “超える” 安全確保原理としての位置づけも出来ます。

◆安全確保3原則 その2 『作動チェック』

・ロープをセットした登高器・下降器が、正常に作動することを、ロープをセットするたびにチェックして、確認する。

◆安全確保3原則 その3 『仮荷重テスト』

・下降開始時やリビレイ時など、ロープに全体重を掛ける際、・・・予め安全を確保した上で・・・、試しにロープに全体重を掛けてみて、器材やロープが正しくセットされていて、全体重を掛けても大丈夫かどうかをテストして、確認する。

以上の“安全確保の3原則”が  “いかなる場合でも絶対に”  確実に出来るようになれば、安全確保は万全!!・・と言っても過言ではないです。

◆◇◆安全実績30年 おかげさまで、創業以来無事故のきぃすとんです◆◇◆

■豆知識★「ロープは切れないのですか?」

「ロープは、切れないのですか?」と、よく、心配されます。 「大丈夫ですよ. うちのやり方だと切れることはないですから」と、お答えしている。
ロープが切れる可能性は、主に次の3つが単独、もしくは合わさって、ロープが切れる可能性があります。

その1   ロープにかかる荷重が大きすぎて、切れる。

その2   ロープが傷んでいて、切れる。

その3   ロープが鋭利な角でこすれたりして、切れる。

これらの可能性に対して、ロープアクセス技術【SORAT】では、以下の対策を万全に講じています。

その1   ロープにかかる荷重が大きすぎて、切れる。

対策1   使用するロープの強度は十分で、親綱と同程度で、2トン程度の重さにまで耐えられます。

その2   ロープが傷んでいて、切れる。

対策2   ロープチェックを日々、使用前、使用後ごとにこまめに実施し、傷みがあれば、廃棄しています。

その3   ロープが鋭利な角でこすれたりして、切れる。

対策3   ロープが鋭利な角等に触れないように、リビレイやディビエーションなどのロープ技術でロープの通過位置を制御したり、ロープガードなどでロープを保護したりします。

このように、ロープアクセス技術【SORAT】では、上記の万全の対策で、ロープの切れる可能性をゼロにしています。

■豆知識★改正安衛則(ロープ高所作業)の話

改正された安全衛生規則(平成28年施行)により、『ロープ高所作業』が定義され、『ライフラインの設置』等が義務づけられました。

これらのうち、きぃすとんとしてとくに着目したのは『経過措置』の項目です。

経過措置1 調査・点検・検査等に限っては、“しかるべき措置を講じる場合に限り”必ずしも、『ライフラインの設置』の必要はない。

経過措置2 上記の”しかるべき措置” として、①2点確保 ②ディビエーションおよび、リビレイの活用・・・が明示。

つまり調査・点検現場では、2点確保や、ディビエーション、リビレイなどの安全対策を講じるならば、必ずしもライフラインの設置は必要ないとの例外規定です。

まるで、きぃすとんのロープアクセス技術【SORAT】を念頭に置いたかの例外規定に、ビックリしました。

「ロープアクセス技術【SORAT】・・・は、ライフラインを使わなくても、(ロープが切れて墜落することがない)安全な技術であることはよくわかっていますよ。」 「だから、ライフラインを使う必要はないですよ」・・・との安衛則改正担当者の意図でしょうか?

「これからは、これまで以上にロープアクセス技術を活用した調査・点検業務に励みなさいよ」・・・・との、強い後押しを頂いたと勝手に解釈しています。

『経過措置』との位置づけながら、ロープアクセス技術【SORAT】が、ライフラインを使わなくとも安全な技術である、いや、むしろ・・・2点確保を大原則とした・・・ライフラインを超える安全確保技術であることすら見抜いたかの見識には感服いたします。


■豆知識★ライフライン問答

■なぜライフラインを使わないのですか?

「改正安衛(H28施行ロープ高所作業におい『ライフラインの設置が義務づけられましたネ 「きぃすとんではなぜライフラインを使わないでメインロープ1本でロープアクセス作業をしているのですか?」

理由は二つです

◆一番目の理由は作業の特性・制約上ライフラインの設置が困難なケースが多いことです ライフラインの設置が不可能

 もしくは困難さらに無理して設置しても無意味なケースがきぃすとんが得意とする調査・点検・検査の現場では少なくないのです

◆二番目の理由は“経過措置”として改正安衛則においてライフラインを設置しなくてもよいケースがあると認められているということです

 “経過措置”では調査点検検査等の作業に限って以下の条件①と条件②の措置を講じることを前提にライフラインは設置しなくてもいいとされています

条件① メインロープを異なる2つ以上の強固な支持物に緊結すること

条件② メインロープが切断するおそれのある箇所との接触を避けるための措置等を講じるこ(ディビエーションリビ

    レイ

上記の2つの理由できぃすとんでは調査点検検査等の業務が多く改正安衛則の規定に基づきしかるべき措置を講じることでライフラインを必ずしも設置しないことが多いです

「でもそしたらメインロープが切れたらおしまいですね!!」 

はいたしかに でもご安心下さい ロープアクセス技【SORATでは万全の対策でロープの切れる可能性をゼロにしております 実際安全実績30年 創業以来無事故です

『ライフラインの概念『2点確保の概念

・『ライフラインの概念』とは、1本のメインロープに加えて、念のためにもう1本のロープを設置して、万一の、墜落を防ぐという考え方のロープ安全システムのことで、改正安衛則(ロープ高所作業)で規定されています。

・『2点確保の概念』とは、常に2箇所以上の支点を設置することで、万一、片方の支点での確保が失われた場合に墜落を防ぐ・・・という考え方のロープ安全システムのことで、きぃすとんのロープアクセス技術【SORAT】における安全確保のための大原則です。

『ライフラインの概念『2点確保の概念の違い

・『2点確保の概念』の一種が『ライフラインの概念』といえます。

・相違点は、次の通りです。

①『ライフラインの概念』が“ロープ”に重きをおいているのに対して、『2点確保の概念』では、ロープ等を緊結している“支点”に重きをおいている点。

②『ライフラインの概念』では、ロープ作業員(ロープユーザー)の荷重がかかるのはメインロープのみで、ライフラインには通常、荷重はかからない一方、

③『2点確保の概念』では、ロープ作業員(ロープユーザー)の荷重は、2箇所の支点(および、それらに緊結しているロープ等)の一方だけでなく、双方にかかることがある点。

④『2点確保の概念』では、この相違によって、『ライフラインの概念』・・・つまり荷重をかけることが出来るのは1本のロープだけ・・・に縛られることなく、『2点確保の概念』にしたがって、・・・荷重をかけることが出来るロープ等が2本以上に増えることになります。 と、いうことは・・・

・これによって、移動の自由が生まれ、『ライフラインの概念』では上下方向にほぼ限定されていた移動が、『2点確保の概念』では、その制約を受けることなく、3次元的に上下左右前後への自由自在な移動が実現することになります。

『ライフラインの利点『2点確保の利点

『ライフラインの利点は、ロープ技術の修得が比較的に容易で、建設現場での作業員の技術として優れていることですが、移動方向は上下にほぼ限定されます。

・一方『2点確保の利点は、ロープ技術の修得に、・・・優れた指導者の下での充分な実務経験・・・が必要ではあるが、移動方向が上下だけでなく前後左右へと自由自在、迅速であることで、調査・点検・検査技術者のためのロープ技術として、優れています。

『2点確保の代表例 Vリグ

■豆知識★ライフラインを超える技術

・世界的に主流のライフラインですが【SORATではライフラインの考え方を一歩前進させ、2点とも積極的に使うことで、3次元的移動を実現しています。

・これが『2点確保『ライフラインを超える技術であるとする所(ゆえんです。

・集合的に図示すると下のトマトの図となり『2点確保『ライフラインを包み込む技術ともいえることがわかります。

・別の言い方をすれば、上下移動な『ライフラインでもOKで、3次元的な移動となる『2点確保が必須といえます。

■豆知識★日本で2点確保が生まれた背景

・主に建設業界において、調査・点検・検査のニーズが近年において高まり、それに応えるかたちで、調査・点検・検査を専門とする技術(きぃすとんによって、3次元的に迅速かつ自由自在に移動するロープ技術が独自開発された・・・という背景があります。

・ちなみにロープアクセス技術先進国である欧米では、ロープアクセス技術は建設現場で建設作業(テクニシャンが利用する、上下移動ほぼ限定の、修得容易な技術として広く活用されているようです。

・おもしろいことに欧米では、技術(エンジニアが現場でロープ作業をすることは、通常ないそうで、身分とか階級とかの棲み分けが今も根強いからだそうですが、われわれ日本人にはよくわからない世界です。

・では欧米では調査・点検・検査はどうやっているのでしょうか? 以前、オーストラリアのロープアクセス会社の経営者の方に直接尋ねたことがあ「テクニシャンが撮影した画像やビデオを、エンジニアがオフィスで分析するとのことでした。

・また、欧州のロープアクセス組織IRATAではライフラインを絶対的なものとする一方で、ロープを使わないトラバース技術を取り入れたりもしているようです・・・・。

■豆知識★『ライフライン』の弱点、『2点確保』の弱点

『ライフラインの弱点は、誰でも短時間に修得できるロープ技術である反面、支点の設置や、ロープおよび昇降器具の扱いが

 万全でないこともあり、トラブルが発生しがちな点です。

・そのために設置するライフラインですが、メインロープですら万全でないので、ライフラインも万全とは言い切れないです。

『2点確保の弱点は、ロープ1本にぶら下がっているのが、はた目に、危なそうに見える点で「ロープが切れたら終わりですと、よく言われます。

・たしかに、ロープが切れる可能性はゼロではなく、①ロープに2トン以上の荷重がかかる。 ②ロープが傷んでいて切れる。 

 ③ロープが鋭利な角でこすれたりして切れる。・・・の可能性があります。

・ロープアクセス技【SORATでは、①はともかく、②については、こまめなロープチェック、③については、リビレイ、ディビエーション、ロープガードなどの万全の対策で、ロープの切れる可能性をゼロにしています。

・さらに、支点の設置や、ロープおよび昇降器具の扱いが万全になるまで、教育・訓練を繰り返し、さらに優れた指導者の下での長期間の実務経験を義務づけています。

・もちろん、組織的な、安全教育・管理体制も徹底させています。

・これによりロープアクセス技【SORATを運用するきぃすとんでは、30年間の安全実績を実現させてきています。

■豆知識★『2点確保』が実現させる・・・”夢の3次元移動“

・まるで、スパイダーマンのように、高所・難所を華麗に移動する。 3次元ロープアクセス技【3-D SORAT

・その主役はリビレイ。 リビレイにより、移動方向に荷重を掛け替えることで、安全を確保しつつ、上下前後左右、自由自在に、すばやく、安全に、確実に移動する技術です。

■豆知識★・・・V-rig・・・ もうひとつの『2点確保』・・ブイリグ・・

・垂らした2本のロープを2セットの昇降器具で巧みに操り、壁面を上下左右自在に2次元移動。

・ロープをV字型に組み合わせるので、V-rig。

・ロープアクセス技【SORAT開発当初に考案、大活躍の2次元ロープ技術です。

■きぃすとんの悩み

悩み、その1 ◆◆◆いい仕事をすれば、いただけるお金が減る◆◆◆

●いい仕事をするための最大の要件は・・・『現場を手早く終わらせる』こと・・・・と、きぃすとんでは会社も社員のスタッフ達も信じています(もちろん安全は大前提だし、仕事のレベルは十分に満たした上での話です)。

●ところが、現場を手早く終わらせると、困ったことが起きることがあります

①会社として受注金額が減額になることがある。

②歩合制なので、スタッフとして、報酬が減ることがある。

●それでも、・・・『現場を手早く終わらせる』こと・・・を優先するのが、きぃすとんの本能であり、永遠の◆悩み◆でもあります。

●この悩み・・・たとえて言えば、自分よりも腕が劣る同期。 つい残業がちになるので、給料が自分よりも多い(くっそぉー!!)な感じ。 おんなじですね。

●たとえ受注金額が減額になっても、スタッフの報酬が減っても、きぃすとんと、きぃすとんスタッフは、・・・『現場を手早く終わらせる』・・・ことに全力を尽くします。

●ちなみに、・・・『現場を手早く終わらせる』・・・ための、きぃすとんの長年のノウハウいろいろ、何かの機会に皆さまにお伝えしたいです。

悩み、その2 ◆◆◆いい仕事をしても、違いがわかってもらいにくい◆◆◆

●『きぃすとんは、別格』と業界でウワサされるほど、きぃすとんのロープ技術は格段に優れていると自負しております。

●一方 きぃすとん以外の業者でのロープ技術は、未熟なものが多いようです。

①きぃすとんから基礎を学んだだけのロープ技術。

②見よう見まねの独学的なロープ技術。

③海外のロープ技術(主に上下移動限定の、旧式な技術)。

●両者のロープ技術の腕の違いが、発注者様や元請け様の担当者さまにとって、一見同じように見えてわかりにくい。

●その結果、いい仕事をしても違いがわかってもらえ難いのが◆悩み◆。

●余談ですが、あえてたとえれば・・・・大相撲とわんぱく相撲。 ルール(基本技術)は同じなのですが・・・。

■きぃすとんの困惑

風評被害 その1 ロープアクセスでも、近接目視に限界!?

●とんでもないです。 プンプン!!

●きぃすとんのロープアクセス技術なら、どんな高所・難所にも、いともたやすく、安全・迅速・確実にアクセスして、近接目視できます。

●たしかに、技術が未熟なロープアクセス業者は、高所・難所へのアクセスがままならず、近接目視できない、もしくは、わざとしないことも多いようで、次の2ケースが代表的です。

ケース① 近接目視したくても技術が全く未熟で、近接目視できない。
もしくは、

ケース② 近接目視できないことはないが、技術が未熟で、手間ヒマや時間が大幅にかかるので、わざと省略・・・の確信犯。

●きぃすとんなら、どんな高所・難所にも、安全・迅速・確実にアクセスして、近接目視。 安心して、おまかせ下さい。

風評被害 その2 きぃすとんは、お高い!?

●とんでもないです。 プンプン!! なにかの陰謀です!!

●きぃすとんでは、ご予算に沿わせた最高の仕事をさせて頂いて、お客様に常に大満足頂いております。

●・・・・ご予算が安いから・・・との理由でお断りすることはないです。

●ご予算が厳しい場合こそ腕の見せどころ、知恵の絞りどころです。

風評被害 その3 ロープアクセスは、危ない!?

●とんでもないです。 プンプン!!

●たしかに、危ないイメージですし、実際、希薄な安全意識で、重大事故を繰り返している業者(T社)もいます。

●きぃすとんは、安全実績30年。 おかげさまで、創業以来、無事故です。

●きぃすとん★安全3原則・・・・①徹底した安全教育、そして②安全管理体制、さらに③安全確保を大前提としたロープ

 技術。